【香川県】GW(ゴールデンウィーク)に親子で行きたい美術館10選

豊島美術館

豊島美術館は、単なる作品展示の場ではなく、自然とアート、そして人とが繋がる特別な場所として、国内外から多くの注目を集めています。瀬戸内海の豊島に位置する「豊島美術館」は、建築家・西沢立衛氏とアーティスト・内藤礼氏のコラボレーションにより2010年に誕生した、自然と一体化した美術館です。水滴のようなフォルムのコンクリートシェル構造の建物は、周囲の棚田や海との調和を図り、柱のない開放的な空間は、自然光や風を取り込み、訪れる者に豊島の風景と一体化した体験をもたらします。内部には内藤礼氏の作品「雨の庭」が展示されており、天井から滴り落ちる水が石畳に広がり、移ろいゆく水音と光によって、静寂と生命力あふれる空間を演出しています

ベネッセハウス ミュージアム

地中美術館〔予約制〕

自然光を取り入れた静謐な空間で作品と一体化するような鑑賞体験ができる。瀬戸内海の美しい景観を損なわないよう地下の大半を埋設し、モネの「睡蓮」、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品を安藤忠雄設計の空間に展示する現代美術館。15分毎の日時指定オンラインチケット制

李禹煥美術館

半地下構造の建物は自然の地形を生かし、李氏の代表作である「柱」のモニュメントが正面に佇むことで、縦横の緊張感と静謐な空間を生み出しています。2010年に開館した李禹煥美術館は、香川県直島町に位置し、国際的に評価の高い美術家・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です

イサム・ノグチ庭園美術館

ノグチの思想や創作過程を体感できる貴重な空間。150点余りの彫刻作品に加え、展示蔵や住居、晩年制作した彫刻庭園など、全体が「地球彫刻」として公開されている。彫刻家イサム・ノグチ自身が1985年に設立したアメリカ初の個人美術館を再現した日本国内唯一の施設

高松市美術館

アクセスは、JR高松駅から徒歩約15分、琴電瓦町駅から徒歩約5分。また、ワークショップや講演会、コンサートなど、様々なイベントも開催。開館時間は10:00～18:00（入館は17:30まで）。常設展では、香川ゆかりの作家や日本の抽象表現主義作品、戦後の前衛美術作品などを展示。高松市内在住の65歳以上は毎月第1・第3水曜日は無料。高松市美術館は、香川県高松市にある市立美術館で、20世紀以降の日本の現代美術を中心に、国内外の美術作品を約4,000点収蔵しています。駐車場あり（有料）。65歳以上は長寿手帳提示で無料。休館は月曜日（祝日の場合は翌日）と年末年始。入館料は一般200円、大学生150円、高校生以下無料。企画展では、国内外の様々な美術動向を紹介する多彩な展覧会を開催しています。屋上からは高松港や瀬戸内海の景色を一望できます

ジョージナカシマ記念館

世界で唯一ナカシマの家具製作ライセンスを持つ桜製作所敷地内にある、20世紀を代表する家具デザイナー、ジョージ ナカシマの記念館。記念館2階の展示室には、ナカシマ本人が手がけた椅子やテーブル、キャビネットなどの家具類を展示。1階にはギャラリーショップや喫茶コーナーがあり、実際にナカシマ家具に座ったり触ったりして素晴らしさを体験できる。購入にも対応してくれる。

四国村ミウゼアム

また、敷地内には茅葺きの古民家を改装した讃岐うどん店や、神戸の異人館を移築したカフェなども併設されており、休憩や食事も楽しむことができます。各建物内には当時の生活用具や民具が展示されており、当時の暮らしぶりをリアルに体感することができます。香川県高松市にある四国村ミウゼアムは、江戸時代から大正時代にかけての四国地方の暮らしを体感できる野外博物館です。約5万坪の広大な敷地に、四国各地から移築・復元された33棟の古民家や建造物が点在しており、国指定重要文化財2棟を含む貴重な建造物を見ることができます

香川県立東山魁夷せとうち美術館

東山家寄贈の版画作品を中心に所蔵する美術館。年4回のテーマ作品展(所蔵品展)と春と秋(夏)2回の特別展を開催している。ラウンジから眺める瀬戸大橋の景観もおすすめ。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

丸亀で少年時代を過ごした国際的な画家、猪熊弦一郎の作品約2万点を収蔵。本人が美術館建設に立ち会い、広々とした空間でゆっくり鑑賞できるよう配慮されている。猪熊が収集した、コレクションコーナーも設置。ミュージアムショップや静かで落ち着いたカフェは、美術館に入館しなくても利用できる。所要30分～1時間。ミュージアムショップはクレジットカード使用可。