令和6年春季展 藤井湧泉の絵画世界 ネコトラとアンパラレル・ワールド
八幡市立松花堂庭園・美術館で開催されるこの展覧会は、中国出身の京都在住画家、藤井湧泉の水墨画を中心に紹介します。彼の作品は、日本の美しさに触れたことから生まれた新しい水墨画の世界を表現しています。展示されるのは、「ネコトラ」や牡丹、蓮などの自然を題材にした作品や、「舞妓」や『紅楼夢』をテーマにしたカラフルな新作など、約40点に及びます。
藤井湧泉は、28歳で日本に初めて来た際に水墨画の魅力に引かれ、その後、独自のスタイルを確立しました。彼の作品は、墨と余白を巧みに使い分けることで、猫のような虎「ネコトラ」や栗鼠、水鳥などの動物たちを繊細に描き出しています。また、彼の作品には、中国の文化や歴史に対する深い敬愛が感じられ、特に中国の古典小説『紅楼夢』にインスパイアされた作品は、色彩豊かで情感溢れるものとなっています。
この展覧会は、美術愛好家だけでなく、日本文化や水墨画に興味のある方々にとっても見逃せないイベントです。藤井湧泉の繊細な筆遣いと色彩感覚が織りなす世界をぜひご堪能ください。休館日は月曜日ですが、5月6日は開館し、5月7日が休館日となります。最終入館は閉館の30分前までとなっておりますので、ご注意ください。
- 開催場所: 京都府八幡市立松花堂庭園・美術館
- 休館日: 月曜日(5月6日は開館)、5月7日
- 最終入館: 閉館の30分前まで
期間 | 2024年5月3日09時00分~2024年6月9日17時00分 |
場所 | 京都府 八幡市立松花堂庭園・美術館 |
URL | https://shokado-garden-art-museum.jp/top/aboutus/shokadomuseum/r6shunkiten/ |