富岡惣一郎 没後30年「白の世界-雪国巡礼」
新潟県南魚沼市にあるトミオカホワイト美術館では、富岡惣一郎の「白の世界シリーズ」を特集した展覧会が開催されています。富岡惣一郎は、自ら開発した黄変、亀裂、剥落しない白油絵の具「トミオカホワイト」を用いて、雪国をテーマにした作品を描き続けました。
富岡惣一郎は43歳で画家としての道を歩む決心をし、約7年半の渡米を経て日本の雪国を見つめ直しました。彼は自然を観照し、自分の心に映しながらトミオカホワイトの世界を創作しました。今回の展覧会では、初期から晩年までの作品を通じて、画家の軌跡を辿ることができます。
この展覧会は、富岡惣一郎の独特な白と黒の絵を通じて、雪国の風景を感じることができる貴重な機会です。その魅力的な輝きを秘めた絵は、「東洋の白」あるいは「俳句そのもの」とも評されています。美術館のラウンジからは四季折々の風景が広がり、冬は見渡す限り「トミオカホワイトの世界」となります。ぜひ、この機会にトミオカホワイト美術館を訪れてみてください。
- 開催場所: 新潟県南魚沼市トミオカホワイト美術館
- 休館日: 水曜日(但し5月1日は開館)、4月25日(木)~26日(金)、6月20日(木)~21日(金)
- 最終受付: 16:30
期間 | 2024年4月1日09時00分~2024年7月16日17時00分 |
場所 | 新潟県 南魚沼市トミオカホワイト美術館 |
URL | http://www.6bun.jp/white/ |