遠き大陸への想い『満蒙印画輯』に見る風景

遠き大陸への想い『満蒙印画輯』に見る風景

東京都新宿区の平和祈念展示資料館企画展示コーナーで、「遠き大陸への想い 『満蒙印画輯』に見る風景」という企画展が開催されます。この展示は、中国の大連に拠点を置いた亜東印画協会が発行した写真帳「満蒙印画輯」を取り上げたものです。

「満蒙印画輯」は、中国・満州・モンゴルなどの景観名所だけでなく、そこで暮らす人々の生活や風俗についての情報を、写真と解説文で紹介したもので、1924年(大正13年)から、数枚をセットとして毎月7千人の会員に配布されました。これらの写真は、この時期には珍しく、ありのままの現地の様子を紹介するという意図をもって撮影されました。

この展示を通じて、およそ100年前に人々が抱いた新天地への憧憬の念を感じることができます。満州からの引揚げの前段となる写真の数々から、見知らぬ風景にあこがれを抱き、新天地を求めてまだ見ぬ地、満州へと渡った人々の思いを垣間見ることができるでしょう。

  • 開催日時: 2024年4月16日 (火)~7月15日 (月・祝)
  • 開催場所: 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
期間2024年4月16日09時30分~2024年7月15日17時30分
場所東京都新宿区 平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
URLhttps://www.heiwakinen.go.jp/kikaku/20240227-1130/

引用:https://www.walkerplus.com/event/ar0313e501480/