「TARO賞の作家3 境界を越えて」展 担当学芸員によるギャラリートーク

「TARO賞の作家3 境界を越えて」展 担当学芸員によるギャラリートーク

神奈川県川崎市の川崎市岡本太郎美術館では、「TARO賞の作家3 境界を越えて」という企画展が開催されています。この展覧会では、岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)の受賞作家による選抜展を開催しています。シリーズの第3回となる本展では、「境界」をテーマに内海聖史、大西康明、若木くるみの3名の作品を展示します。

内海聖史は色彩豊かな絵画作品を制作し、絵画は画面だけで完結するものではなく、空間の中にさまざまに配置することで、観る者の動きや感覚に働きかけるものとして、絵画のあり方を問いかけます。大西康明は「あること」と「ないこと」の関係性を、一貫したテーマとして作品を制作します。若木くるみは森や波などの自然や日用品など、私たちの身の回りにある多様な素材を使い、版画の可能性を探ります。

この展覧会は、私たちを取り巻く世界のさまざまな「境界」が、かつてないほど揺らぎ、分断され、強く意識されるようになった現代社会において、3名の作家が紡ぐさまざまな「境界」は、私たちが自己の存在や自分を取り囲む世界について再考し、新たな視点を得るための手がかりとなるでしょう。また、同館学芸員が展示解説を行うため、よりいっそう作品への理解を深められるでしょう。

  • 開催日付: 2023年10月14日(土)~2024年1月14日(日)
  • 開催場所: 神奈川県川崎市 川崎市岡本太郎美術館
期間2023年12月09日0時00分~2023年12月09日23時59分
※正しい開催時間に関しては、公式サイトをご確認ください
場所神奈川県川崎市 川崎市岡本太郎美術館
URLhttps://www.taromuseum.jp/exhibition.html

引用:https://travel.biglobe.ne.jp/family/event/detail/10490796.html