「源氏絵 -浮世絵にみる『源氏物語』-」展
千葉県の茂木本家美術館では、江戸時代の庶民に親しまれた「源氏絵」の展示が行われています。柳亭種彦が執筆した合巻『偐紫田舎源氏』の場面や登場人物を描いた浮世絵で、当時最も人気の高かった絵師、歌川国貞(三代目豊国)が挿絵を描いたこともあり、文政12年に刊行されるとベストセラーになりました。
今展では「源氏絵」の代表的な作品である「今源氏錦絵合」をはじめ、三枚続の作品などが紹介されています。これらの作品は、源氏物語の世界を色鮮やかに描き出し、見る者をその世界に引き込みます。また、美術館では名誉館長である茂木七左衞門が永年収集してきた美術品も展示されています。
この展示は、源氏物語の世界を新たな視点から楽しむことができ、江戸時代の庶民文化を深く理解する絶好の機会です。美術館の静寂な雰囲気とともに、源氏物語の色彩豊かな世界を堪能しませんか。
- 開催場所: 千葉県茂木本家美術館
- 開催日時: 月曜・火曜休館、入館は16:00まで
期間 | 2024年2月7日10時00分~2024年3月24日17時00分 |
場所 | 千葉県 茂木本家美術館 |
URL | https://www.momoa.jp/ |