ひとはなぜ ひとがたをつくるのか
神奈川県横浜人形の家で開催される「ひとはなぜひとがたをつくるのか」という企画展は、人間の心と体の形状が独特に組み合わさって生まれる人形の深い魅力を紹介します。会場には、土偶や埴輪をはじめとする多種多様な人形が展示されています。
この展示は、人間の形状そのものの多様性に焦点を当て、それらが生み出す心と精神性の多様性、身体の形状の異質性から生まれる表現の豊かさに触れることを試みています。古くは土偶や埴輪、当館収蔵の民俗人形やこけしといった郷土玩具、近代以降の創作人形、現代アート、最近のアクリルスタンドなど、立体だけでなく平面的な画像の中に描かれる「人の形」など、幅広く展示されています。
この展示は、人間の形状とその多様性について新たな視点を提供し、訪れるすべての人々に深い洞察と理解をもたらすことでしょう。期間中には、自分の体で土偶を表現する白鳥兄弟によるパフォーマンスや、日本のアウトサイダーアートを発掘し続けている櫛野展正さんを招いた関連イベントも多数企画されています。これらの活動は、訪問者が人形の世界に深く没入し、その魅力を最大限に体験できるようにするためのものです。
- 開催場所: 神奈川県横浜市中区山下町18番地
- 開催期間: 2024年4月6日 – 2024年6月30日
- 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
期間 | 2024年4月6日9時30分~2024年6月30日17時00分 |
場所 | 神奈川県横浜人形の家 |
URL | https://www.doll-museum.jp/13596 |