江戸の本 -本からひもとく人びとの営み-
東京都港区の港区立郷土歴史館特別展示室で開催される「江戸の本 -本からひもとく人びとの営み-」展示会は、江戸時代の本の多様性とその時代の人々の生活を紹介します。
江戸時代初期には、それまで権力者のもとで行ってきた出版が民間で担われるようになり、庶民向けの本が出版されるようになりました。港区域でも芝神明町(現在の芝大門一丁目)などに学問的な本を取り扱う書物問屋や娯楽目的の本を取り扱う地本問屋ができました。流通した本は多様で、文字を学ぶ教科書の役割をした本をはじめ、生活に必要な実用書や専門書、名所の案内書、大衆向けの小説などが刊行されました。
この展示会では、江戸時代に刊行、筆写された本を中心に紹介し、当時の人びとの営みをひもときます。江戸時代の本の世界を体験し、その時代の人々の生活を感じることができるこの展示会に、ぜひ足を運んでみてください。
- 開催日: 令和6(2024)年4月27日(土)~6月30日(日)
- 会場: 港区立郷土歴史館特別展示室
- 開催時間: 午前9時~午後5時(土曜日のみ午後8時まで)
期間 | 2024年4月27日09時00分~2024年6月30日17時00分 |
場所 | 東京都港区 港区立郷土歴史館 特別展示室 |
URL | https://www.minato-rekishi.com/exhibition/edo-book.html |