2024年 三河一色大提灯まつり
愛知県西尾市一色町に鎮座する三河一色諏訪神社では、毎年8月の第4土曜日と翌日曜日に「大提灯まつり」が開催されます。この祭りは、かつて海の魔物を鎮めるために焚かれたかがり火が起源とされ、全長6～10mの巨大な提灯6組12張が特徴です。
祭りの起源は約480年前に遡ります。初秋になると毎夜海魔が現れ、人畜農作物を荒らしていました。そこで村人たちは諏訪神社のご神前に真鎮剣（ましずめのつるぎ）を奉り、大篝火を焚いて悪魔退散を祈ったところ、被害がなくなったと言われています。その後、100年ほど神事として篝火を焚くことが続き、寛文年間（1661～1672）に提灯を献燈する祭りになっていったようです。
この祭りは、その壮大さと色鮮やかな提灯により、訪れる人々を圧倒します。提灯に灯が入ると、そこに描かれた古色豊かな時代絵巻が漆黒の夜空に浮かび上がります。この歴史ある祭りを体験することで、日本の伝統と文化を深く感じることができます。
- 開催場所: 愛知県西尾市一色町一色宮添129番地 三河一色諏訪神社
- 開催日: 毎年8月の第4土曜日と翌日曜日
| 期間 | 2024年8月24日16時00分~2024年8月24日22時00分 |
| 場所 | 愛知県 三河一色諏訪神社 |
| URL | http://www.katch.ne.jp/~suwa-jinja/ |
