令和5年度第3期常設展「デコれ!堆錦」
浦添市美術館では、堆錦という顔料に焼いた漆を混ぜて塊にした材料を、薄く伸ばし文様の形に切り取り漆器の表面に貼り付ける技法を用いた作品が展示されています。この常設展では、作品を通じて琉球の堆錦の技術や文様の変遷をたどることができます。
また、現代の堆錦にも視点を広げ、民間工房で技を極めた名工や、堆錦技法を駆使した作品作りを行う漆芸作家の作品、次世代を担う沖縄県立芸術大学の学生・卒業生による斬新なデザインの堆錦作品なども紹介されています。これらの作品は、堆錦の技術の進化とともに、その美しさと多様性を体験することができます。
この美術館は、その特徴的な八角形のドーム屋根と高い塔の建物外観で知られています。漆芸品を中心に、絵画や焼物、染織、金工など延べ2000件の美術品を収蔵しています。一度訪れれば、その美しさと多様性に魅了され、再訪を誓うことでしょう。
- 開催場所: 沖縄県浦添市美術館
- 開催日: 月曜休館(祝日は開館)、毎週金曜日は19:00まで。※入館は閉館の30分前まで
期間 | 2024年2月3日09時30分~2024年5月26日17時00分 |
場所 | 沖縄県 浦添市美術館 |
URL | https://urasoe-artmuseum.jp/ |