テーマ展示「きせかえ遊び ~小さなきものと女子の裁縫教育~」
東京都港区の紅ミュージアムで開催中のテーマ展示「きせかえ遊び ~小さなきものと女子の裁縫教育~」は、大正時代から昭和時代初期の人形のきせかえ遊びに使われた小さな着物や帯、小物類を紹介しています。
この展示は、女子が家政を学ぶ手段として人形遊びを奨励した時代の痕跡を探るもので、母親が針や糸、鋏のほか適当な裂を用意して、人形の衣装を仕立てるように娘に促し、あるいは、母親が手作りした衣装の雛形を教材にして裁縫を学ばせました。人形を抱いたり負ぶったりしていくうちに衣装が汚れてしまえば、着物を洗い、その方法を学んでいきました。
この展示を見ることで、当時の女子の家政学習の痕跡を感じることができます。小さな着物や帯、小物類を通じて、女子がどのように日常生活に必要な技術や知識を学んでいったのかを理解することができます。この展示を見れば、あなたもきっと人形遊びの新たな一面を発見できるでしょう。
- 開催場所: 東京都港区南青山6-6-20 K’s 南青山ビル1F 紅ミュージアム
- 開催期間: 2024年6月18日(火)~ 8月3日(土)
- 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日: 毎週日・月曜日
- 観覧料: 無料
期間 | 2024年6月18日10時00分~2024年8月3日17時00分 |
場所 | 東京都港区 紅ミュージアム |
URL | https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/theme_20240618/ |