小さな版画のやりとり-斎藤昌三コレクションの蔵書票と榛の会の年賀状
茅ヶ崎市美術館では、紙の宝石とも称される「蔵書票」の展示会が開催されます。これは、本の所有者を示すために書物に貼り付ける小さな紙で、愛好家たちの間で交換や収集が楽しまれています。
第一部では、書物研究家・斎藤昌三のコレクションから、「蔵書票」の一部が紹介されます。斎藤昌三は、「蔵書票」の魅力を国内でいち早く広めた人物です。第二部では、童画家の武井武雄が中心となり、恩地孝四郎、駒井哲郎、棟方志功、関野凖一郎など、錚々たる版画家を含む総勢161名が参加した年賀状交換グループ「榛(はん)の会」の年賀状が展示されます。
この展示会は、手のひらに収まるほどの小さな版画世界を楽しむ絶好の機会です。紙の宝石「蔵書票」の魅力を体験し、豪華な版画家たちの年賀状を見て、新たな視点でアートを楽しむことができます。
- 開催場所: 神奈川県茅ヶ崎市美術館
- 開催日: 2023年12月16日 (土)-2024年2月25日 (日)
- 休館日: 月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館)、12月29日 (金)-1月3日 (水)、1月9日 (火)、2月13日 (火)
- 入館時間: 10:00-17:00(入館は16:30まで)
期間 | 2023年12月16日10時00分~2024年2月25日17時00分 |
場所 | 神奈川県 茅ヶ崎市美術館 |
URL | https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7660/ |