特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」
神奈川県立歴史博物館で開催される特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」は、日本の漆器の魅力とその海外への影響を紹介します。この展示は、輸出工芸のコレクターである金子皓彦氏の充実したコレクションを中心に構成されています。
展示では、横浜で作られた芝山漆器をはじめ、横浜を通じて海外へ渡った輸出漆器を中心に紹介します。また、寄木細工や木象嵌などの輸出向け木工芸も一緒に紹介されます。これらの作品は、西洋の趣味を反映し、その需要に応えて、国外への輸出が本格化したものです。
この展示を通じて、知られざる近代輸出漆器の全貌に触れ、そのダイナミックな魅力を体感してください。滑らかで深みのある黒の質感、そこにほどこされる蒔絵や螺鈿といった装飾の華麗なきらめき―漆器は日本美術の精華にほかなりません。この機会をお見逃しなく。
- 開催場所: 神奈川県立歴史博物館
- 開催日付: 2024年4月27日（土）～6月30日（日）
- 休館日: 月曜日（ただし4/29・5/6は開館）
- 入場時間: 16時30分まで
| 期間 | 2024年4月27日09時30分~2024年6月30日17時00分 |
| 場所 | 神奈川県 神奈川県立歴史博物館 |
| URL | https://ch.kanagawa-museum.jp/exhibition/9492 |
