浮世絵の別嬪さん ―歌麿、北斎が描いた春画とともに―
東京都港区の大倉集古館では、令和6年の春を祝し、干支や吉祥、花鳥風月をテーマとした絵画を中心に展観する企画展「大倉集古館の春」が開催されます。
1
この展覧会では、新春の造形として、末広がりの扇の作品から始まり、日本や中国で作られた扇絵のコレクションを展示します。また、本年の干支である辰に因んだ伝説の生き物・龍をテーマにした作品も展示されます。さらに、大倉集古館だからこそ見られる中国伝統の衣装や珍しい古代の硯などもご紹介されます。
2
新春から春にかけての美しい景物を描いた作品では、名品として名高い横山大観筆《夜桜》を展示します。他にも墨の諧調で春を知らせる水墨画や、彩りで春を魅せる着色の作品を取り上げ、新春を寿ぎ、来る春を待つ時期にふさわしい当館所蔵品をお楽しみいただけます。
2
この展覧会は、春の訪れとともに新たな芸術体験を求める方々にとって、見逃せないイベントとなることでしょう。
期間 | 2024年4月9日10時00分~2024年6月9日17時00分 |
場所 | 東京都港区 大倉集古館 |
URL | https://www.shukokan.org/ |