没後100年 富岡鉄斎

没後100年 富岡鉄斎

京都府の京都国立近代美術館で開催される展覧会は、「最後の文人画家」と称えられる富岡鉄斎の画業と生涯を回顧するものです。

富岡鉄斎は、幕末の京都の商家に生まれ、多様な流派の絵画を独学しました。彼は何を描くにもまず対象の研究に努め、全国を旅して各地の勝景を探りました。その結果、胸中に思い描かれた理想の山水を表出し、人間の理想を説いた鉄斎の絵画は、画壇の巨匠たちから敬われ、京・大阪の町の人々に広く親しまれました。

この展覧会では、名作として繰り返し取り上げられてきた作品はもちろん、近年になって再発見された作品などもご覧いただけます。また、彼の書斎(画室)を彩っていた文房具や筆録(旅行記や研究用メモ)等も取り上げ、都市に生きた彼の日常も垣間見ていただけます。この展覧会が、鉄斎に親しんでいただく機会ともなれば幸いです。

  • 開催場所: 京都府 京都国立近代美術館
  • 開催日: 2024年4月2日(火)~5月26日(日)
  • 休館日: 月曜日(ただし4月29日(月祝)、5月6日(月祝)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
期間2024年4月2日10時00分~2024年5月26日18時00分
場所京都府 京都国立近代美術館
URLhttps://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2024/457.html

引用:https://www.walkerplus.com/event/ar0726e496082/