特別展「帰って来た橋本治展」
県立神奈川近代文学館で開催中の特別展「帰って来た橋本治展」は、1977年に高校生の日常を描いた「桃尻娘」で小説家としてデビューし、それまでにないスタイルと内容で世間に衝撃を与えた橋本治の生涯をたどる展覧会です。
橋本治は、イラストや小説執筆と併行して、恋愛や性、家族、時代を論じ、舞台を演出し、セーターの編み方を教え、古典をひもとくなど、八面六臂の活躍を繰り広げました。どんな未知の分野にもひるまず分け入った橋本の原動力は「わからない」ことを解明したいという思いだったといいます。
この展覧会では、橋本治の生涯を所蔵資料を中心にたどります。その成果は膨大な数の著作となって、我々に大きな〈恵み〉をもたらし続けています。この地で、帰って来た橋本治の新たな一面に触れていただければ幸いです。
- 開催場所: 神奈川県 県立神奈川近代文学館
- 開催日: 2024年3月30日(土)~6月2日(日)
- 休館日: 月曜日(4月29日、5月6日は開館)
- 入館時間: 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
期間 | 2024年3月30日09時30分~2024年6月2日17時00分 |
場所 | 神奈川県 県立神奈川近代文学館 |
URL | https://www.kanabun.or.jp/exhibition/19579 |